Jul 06, 2005
さて、そんな私が来週のMBA Residential Workshopにいく飛行機で読む本はこちら。
そうなんです、次の欧州出張は来週10日から1週間なんです、、、、。
意志力革命 目的達成への行動プログラム
ハイケ・ブルック
スマントラ・ゴシャール
ランダムハウス講談社 (2005/03/24)
Amazon.co.jp で詳細を見る
ハーバードビジネススクールプレスの本でありながら、ロンドンビジネススクール+スイス・ザンクト・ガレン大学の教授陣が執筆した本というだけでなんか説得力がありそうで、買ってしまいました。組織をいじっただけでなんとかなったような気になっている、まさしく今のタイミングで読んでおく本のような。
そうなんです、次の欧州出張は来週10日から1週間なんです、、、、。
意志力革命 目的達成への行動プログラム
ハイケ・ブルック
スマントラ・ゴシャール
ランダムハウス講談社 (2005/03/24)
Amazon.co.jp で詳細を見る
ハーバードビジネススクールプレスの本でありながら、ロンドンビジネススクール+スイス・ザンクト・ガレン大学の教授陣が執筆した本というだけでなんか説得力がありそうで、買ってしまいました。組織をいじっただけでなんとかなったような気になっている、まさしく今のタイミングで読んでおく本のような。
本書のメッセージは明快だ。「アクティブ・ノンアクションを意志の力で乗り越える」である。私たちは多かれ少なかれ、毎日の仕事に忙殺され表面上の忙しさに自らを騙している。この類の本、日本語タイトルが相変わらず仰々しいのはいかがなものか。原題は A BIAS FOR ACTION - How effective managers harness their willpower, achieve results, and stop wasting timeです。まあ、読んだだけで納得して、その気にならないようにせんと、ね。
Apr 01, 2005
4月になり、うちの会社もUKから社長がやってきました。また以前このブログでも少し触れた人事制度の改正もされました。具体的な部分はここでは書けませんが、この前の論点を意識して読み解いてみると、下記3点を意識して運用が改善された印象があります。
私としてはこれは良い動きだと思いますが、評価するラインマネジャー側はよりえらいことになったりして、と考えたりもします。
- MBOをベースにしつつ、市場環境に合わせた目標修正を可能とする。処遇においてはMBO以外の部分も考慮していく。
- 従来、処遇と目標管理を中心としていた制度の目的をコミュニケーションとパフォーマンス管理にシフト。
- 各プロセスにおいてLine Managerの裁量を広げ、現場のビジネスニーズに機動的に対応しつつ、運用負荷を軽減。
私としてはこれは良い動きだと思いますが、評価するラインマネジャー側はよりえらいことになったりして、と考えたりもします。
Mar 30, 2005
あまり自己啓発書の類は好きではないのですが、斎藤孝先生の名前で思わず手にとって買ってしまいました。
その他大勢から抜け出す成功法則
ジョン・C.マクスウェル
斎藤 孝
三笠書房 (2004/12)
Amazon.co.jp で詳細を見る
この仰々しいタイトルに比して、内容はさほど胡散臭くありません。原題はThinking for a Change: 11 Ways Highly Successful People Approach Life and Work、いわゆるワーク・ライフ・バランスをとりつつどう成功するかをマネジメント層向けに書いた本。法則のアイデアそのものは、ビジネス書や古典から抜粋・引用したうえで牧師的な視点でまとめたものです。「選択と集中の法則」については、ビジョナリーカンパニーのJim Collins教授の記述も引用されています。
リーダーシップ研修を受けている私にとってはそんなの当たり前、という内容も多々あるのですが、忙しい中頭で分かっていてもなかなか身をもってリーダーシップを実践できないミドルマネジメント層にとっては、こういった本が必要なのかもしれません。ただ、いわゆる「ポジティブ思考」や、「常識を捨て創造的に考えよう」的な部分はいかにもアメリカ的ですね。すべてを真に受ける必要はないように感じます。
その他大勢から抜け出す成功法則
ジョン・C.マクスウェル
斎藤 孝
三笠書房 (2004/12)
Amazon.co.jp で詳細を見る
この仰々しいタイトルに比して、内容はさほど胡散臭くありません。原題はThinking for a Change: 11 Ways Highly Successful People Approach Life and Work、いわゆるワーク・ライフ・バランスをとりつつどう成功するかをマネジメント層向けに書いた本。法則のアイデアそのものは、ビジネス書や古典から抜粋・引用したうえで牧師的な視点でまとめたものです。「選択と集中の法則」については、ビジョナリーカンパニーのJim Collins教授の記述も引用されています。
リーダーシップ研修を受けている私にとってはそんなの当たり前、という内容も多々あるのですが、忙しい中頭で分かっていてもなかなか身をもってリーダーシップを実践できないミドルマネジメント層にとっては、こういった本が必要なのかもしれません。ただ、いわゆる「ポジティブ思考」や、「常識を捨て創造的に考えよう」的な部分はいかにもアメリカ的ですね。すべてを真に受ける必要はないように感じます。
Mar 07, 2005
研修最終日にトレーナーからGLP生全員に下記の本が配られました。
(注:写真は現在amazon.co.jpで入手できるものとは違います。内容は一緒です。)
Good to Great: Why Some Companies Make the Leap
...and Other's Don't
Jim Collins
Harperbusiness (2001/10/16)
Amazon.co.jp で詳細を見る
もともとは2001年に出版された本で、著者は「ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則」(原題:Built to Last: Successful Habits of Visionary Companies)の著者。前作では偉大な企業がどのように永続性を実現するかに力点を置いて記載されていたのに対して、本書ではどのように普通の企業が飛躍することができるのかをデータから客観的に導き出そうとした力作です。日本語訳も出ています。
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
ジェームズ・C. コリンズ
山岡 洋一
日経BP出版センター (2001/12/18)
Amazon.co.jp で詳細を見る
この中で語られているリーダーシップ論「Level 5 Leadership」はとても興味深いのですが、まずは読破してから語るようにします。日本語訳には手をださず、私は頑張って英語で読破するようにします。
(注:写真は現在amazon.co.jpで入手できるものとは違います。内容は一緒です。)
Good to Great: Why Some Companies Make the Leap
...and Other's Don't
posted with amazlet at 05.03.07
Jim Collins
Harperbusiness (2001/10/16)
Amazon.co.jp で詳細を見る
もともとは2001年に出版された本で、著者は「ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則」(原題:Built to Last: Successful Habits of Visionary Companies)の著者。前作では偉大な企業がどのように永続性を実現するかに力点を置いて記載されていたのに対して、本書ではどのように普通の企業が飛躍することができるのかをデータから客観的に導き出そうとした力作です。日本語訳も出ています。
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
posted with amazlet at 05.03.07
ジェームズ・C. コリンズ
山岡 洋一
日経BP出版センター (2001/12/18)
Amazon.co.jp で詳細を見る
この中で語られているリーダーシップ論「Level 5 Leadership」はとても興味深いのですが、まずは読破してから語るようにします。日本語訳には手をださず、私は頑張って英語で読破するようにします。
Mar 05, 2005
【ベルリン=黒沢潤】欧州各国は寒波による記録的な大雪に見舞われ、パリやアムステルダムの空港では三日、欠航や遅れが相次いで数千人が足止めを食ったほか、陸路も混乱状態となった。
GLPのリーダーシップ研修は無事終わったものの、帰路の乗り換えのパリは大雪。
フランクフルトからパリまでの移動で予約していた飛行機が欠航で、一便早い飛行機に駆け込んだもののやはり時間はぎりぎりになる。滑走路があいても駐機場所がない。飛行機が着いても荷物が運び出せない、などなど、Operation Managementを地でいっているようになかなか難しい。いやはや、今回は雪に泣かされました。
これからパリから成田に戻ります。実は東京に戻ったあと中一週間でまたUKにとんぼ返りで、今度はMBAのワークショップです。
有給を使って1週間欧州に滞在できるオーストラリアの同期がうらやましい。