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Feb 08, 2009


[House] 完了検査・施主検査(2/6~2/7) 14:20
本日、施主検査(いわゆる内覧会)が終わりました。工務店は株式会社ホープスさん。
一級建築士事務所でもあり、設計、施工、施工管理まで手がけられていて、SE構法は2軒目とのこと。

社長の清野さんは大手ゼネコン出身。一見コワモテに見えるものの、いつも柔らかい口調でやさしく説明していただける、とても紳士な方です。現場監督の坪井(貴)さんはいつも低姿勢で、棟梁や現場の皆さんからの人望も厚い。施主としては設計・施工双方からの板ばさみでストレス溜めてないかと心配だったのですが、無事この5ヶ月の現場をうまく取り仕切っていただきました。.

<工務店社内検査・設計検査>
で、そのホープスのブログから。

hopes blend

本日は午後から世田谷K邸の社内検査に行ってきました。
この物件は構造がSE構法なので開口部が大きく、とても明るい空間になっていました。
社内検査は社員一同で建物をチェックしてまわり、是正事項等を確認しました。
その後設計、審査機関の検査を受けました。

いわゆる「ダメ工事」期間中に是正が必要な箇所にテープでマーキングしていき、記録していきます。
ホープス単独で49項目(社内検査)。ゼロワンオフィスも加わり、37項目の是正事項が追加(設計検査)。

都合A4で5枚ほどのリストが完成、これに外構やデッキなど追加工事となる部分の残工事リスト3枚も手渡されました。ハウスメーカーだとここまで丁寧にやってもらえるのか分かりませんが、こういった部分に会社の姿勢が出ますよね。

<完了検査>
その後、建築基準法で定められている世田谷区による完了検査。
これが通らないと違法建築となり、住宅ローンが実行されませんので必ず受ける必要があります。(法的には、いわゆる「4号建築物」以外は建物の使用そのものも制限されます。)
もちろん特に問題もなく無事完了。来週半ばには検査済証が渡されるものと思います。

<施主検査>
ここまで終わった状況で施主検査。
リストの内容について概要説明を聞いた後、建物をひととおり見て、建具を操作して気づいた事項をマーキングしていきます。86項目とほとんどかぶってて、間違い探しか脳トレかという様相。

私 「ええと、このスキマは・・・」
工 「そこはシーリングするよう社内検査で記録済みです。」
私 「あ、そうですか、なるほど」

私 「ええと、この収納棚は・・・」
工 「設計検査で汚いといわれてて、(サンド)ペーパーあてます。」
私 「そうですか」

私 「あ、この建具の扉の汚れは・・・・」
工 「それは設計から指摘済みでこうこうこうなります。」
設 「取っ手をつけて手垢を回避したいんですよねぇ」
私 「なら、こうしたほうがよくないです?」
一同「そうしましょう」

といった具合。単純に追加された事項は10項目あるかどうか。
一級建築士のいる会社が2社総がかりで出した項目ですから、そりゃハンパないです。

<工事完了引渡証明書>
その後、建物表題登記に必要な「工事完了引渡証明書」をいただきました。
正式にはローン実行された後に鍵の引渡しとなりますが、書類上はこの段階で引渡したこととなりました。

 ・いままでは建物は工務店のもの。私は工務店に対して前払した金額分の債権を持っている形。
  万が一工務店が倒れたら、建物ごと管財人にわたってしまいます。
 ・これからは、私が工務店に対して残債を負っている形。保存登記で建物を私のものとすることが
  出来ますが、万が一工務店が倒れても、管財人への支払義務は残ります。

各社バタバタ倒れ、施工実績や上っ面の財務状況だけでは全然分からないこのご時勢、「堅実な仕事をしているホープスだけは大丈夫」と思いつつもリスクを常に意識して接してきました。でもここまでくれば大丈夫。オープンハウス、引渡しまでもう少しです。
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