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Jan 14, 2005


[Work] 仕事脳の使い分け 03:25
昨年9月27日の日記より。MBTIとは、ユング心理学に基づいた仕事に活用するための心理テスト。

byway, sideway :: MBTI - Myers-Briggs Type Indicator

(昨年2月に)MBTIをやったことがあり、当時英語でやったときの結果はENTP(外向・直感・思考・柔軟)だった。ついさっき簡易診断(http://www32.ocn.ne.jp/~emina/)をやったらENFP(外向・直感・情緒・柔軟)だった。英語でやると思考が先に、日本語でやると情緒が先にくるというのは面白いなぁ。少し納得したような、しないような。


以前、技術職だったときには社内コミュニケーションのうち1割くらいが英語だったのですが、今のマーケ系部署になってからはその英語比率が高まっています。感覚的には3割~5割くらいのやりとりが英語ベースです。日によっては1日の業務の半分が英語脳で読み、書き、話す感じです。英語は大変ですが、これは仕方ありません。外資なんですから。:-P

そんな最近、自分自身で強く思うのは上記引用部分「日本語でやると情緒が、英語では思考が先にくる」という自分の心理傾向の二面性です。頭の中の考えは「外向」「直感」「柔軟」というキャラで自分なりにまとまったとしますよね。ですが、それをアウトプットするときに英語と日本語とでは意識的に伝えないと違ってしまうのです。外国人とは英語で自分の考えをロジカルに訴え、日本人同士ではタバコ部屋で世間話でだべって感情に訴える、と。上記テスト結果を踏まえると、ある意味自然な行動ではあるんですが、実はこれじゃいけないんです。まじで。

本来、うちのビジネスを考えると、社内のコミュニケーションスタイルは逆でないといけないんじゃないか、と強く感じています。つまり外国人に対しては、もっと日本のこれからの市場を理解してもらうためにも、より日本市場の感覚的・情緒的なものを理解してもらえるよう意識的に話す必要があります。2~3人でだべる世間話とか、ちょっとしたE-Mail、昼食なんかを介した共通感覚の醸成が重要。通訳を介さない拙い英語でも、できる限り互いの中にある感覚的なもの、たとえば「ガジェットとしての端末の魅力」「エンタメコンテンツのツボ」「常に繋がっていたい感じ」「いけてる、いけてない、微妙」といった非論理的要素をもっとシェアすべきなんでしょう。

逆に日本人同士の場合には、以前の外資系でなかった会社時代から培われてきた感覚的なもの=あたりまえのノウハウや定石、根拠、成功要因を論理的に一般化・共有化をするべき。そしてこれは紙にして世界中でシェアしないといけない。そのためにも社内コミュニケーションにおけるロジックを強化するべきなんでしょうね。そういった意味で、日本人同士こそプレゼンや議論は論理を明確にしないといけない。

でも、なにも考えずに放っておくと、逆をやってしまうんだよなぁ。外人とロジカルに戦い、日本人とは心理的に癒しあう。これでは余計軋轢やギャップは増えるだけですよね。心して頑張らないと。
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