Apr 06, 2006
今週4月3日から、新体制に向かった動きが周囲でもいろいろと出てきています。
「買収先の会社を担保にして、買収資金の借り入れをする」というLBOという3文字言葉。レバレッジド・バイアウトというある種バーチャルな言葉そのものと、身の回りに現実に起こっているリアルな出来事がリンクしない今日この頃。
強いリーダーシップを発揮していた面々の撤収の早さ。そして欧州からのメンバーは黙って片づけ始め、まるで何もなかったかのように軽く挨拶して去っていく現実。
そんな現実に直面し思いっきり「落ちている」私に、yukoさんの言葉が染みます。
(たぶん言葉の裏にある背景はぜんぜん違うと思いますが)
Crossing Fingers/クロッシングフィンガーズ: CFオフ会後イベント企画:4月5日、同時多発花見
先のことなんてわかりません。
遠くまで考えろといっても無理です。そんな余裕ないです。
だから、とにかく今年の桜を見るまでは、みんな、生きていようよなと、約束し合っています。
それなら、4月5日と日を決めて、その日はとにかく、みんなで場所は離れていても花見しようかと思った次第です。
物理的に離れていても、一瞬でも心繋がる日があれば、一瞬でも共に体験することがあればと。
「今まで真剣にぶつかり合ってきた、でかい顔したあの連中はいったいなんだったんだ?」と、ある種やりきれない思いがこみ上げる一方で、これから二度とは出会わないかもしれない異邦人達の行く末とこれからの生活を案じたりもします。彼らは彼らでコミュニケーション・ギャップを感じながら、必死にやっていたに違いない。そしてこれからも必死で生きていくに違いない。
丁度1年前の4月には、愛宕神社でそんな外国人連と花見をしました。いつかまたどこかで桜を見て語りあえるその日まで、私も必死にもがくしかないかな、と思います。「また、4月5日に桜を見よう。」そんなシンプルなメッセージだけでも持ち帰ってくれるといいのですが。
写真は六本木ヒルズ毛利庭園。いろんなことが起こったこの場所で将来の花見を想う、そんな水曜日です。