Feb 09, 2006
イロブンのきだてさんが発端となった、この件。
みなさん「私が勧めればドーンと売れる、文具界の"みのさん"目指してます」ってあたりに強く反応があるような。氏のストーリーを聞いて、昔、憧れていた会社の先輩(♀)のこんなエピソードを思い出しました。
ガイドブックの全てが上のような作りとは必ずしも思いませんが、万が一そんなガイドブックを信じてあるお店にいって「マズい」思いをして「このガイドブック、外れだな」と思いたくないものですよね。旅行者としてはどうあるべきなのでしょう?
同じ街に何度も通い、自分の舌でおいしいものを見つける人(これを「エバンジェ」としましょうか。)に頼る旅行者もいるでしょう。他方、ライター(これは「ガイドのプロ」。)が執筆したガイドブックのみを頼りに決める旅行者もいます。評論家(「分野のプロ」)の意見に心酔して、あるお店にいくためにわざわざ旅行先を決める人もいます。
氏は文具業界の「エバンジェ」になろうとしているんでしょうか?それとも記事どおり「ガイドのプロ」?実際「分野のプロ」としてのコンセンサスは彼に対してあるんでしょうか?
ええと、、旅行の話に戻りましょうか。私ですか?地元の友人やタクシー運転手の口コミに頼る旅行者です。あまり客引きをあてにするとボッタクリバーに連れて行きそうだし、、、、高級なところで女の子と話すのもリスキーだし、ジンギスカンは匂うし、やっぱラーメンが一番かと、、、って何の話だっけ?
みなさん「私が勧めればドーンと売れる、文具界の"みのさん"目指してます」ってあたりに強く反応があるような。氏のストーリーを聞いて、昔、憧れていた会社の先輩(♀)のこんなエピソードを思い出しました。
社内でエリートと言われる旦那さんと結婚し、ある新規事業でバリバリと働いていた彼女。このまま幸せな日々が続くものと皆が思いました。しかしある日、彼女は病魔に侵され仕事を辞めることに。復帰後、彼女はフリーライターになりました。私がお祝いがてら夫妻の家を訪れたとき、机の上に目にしたものは地方の飲食店舗やホテル、旅館の大量の写真と資料でした。
彼女がプロのフリーライターとして最初に取り組んだ仕事とは、某出版社の旅行ガイドの原稿をアップすること。実際に行ったことも、見たことも、味も知らない数多くの店舗。想像してそこにさも行ったように文章をまとめ、お店に読者を集客できるように「文章を紡いでいく」姿を見て、私はちょっと複雑な心境になったものです。彼女は職業ライターの倫理として事実のみを書き、決してだます事は書きません。そこが文章力なんだなぁ、すごいなぁ、と。
ガイドブックの全てが上のような作りとは必ずしも思いませんが、万が一そんなガイドブックを信じてあるお店にいって「マズい」思いをして「このガイドブック、外れだな」と思いたくないものですよね。旅行者としてはどうあるべきなのでしょう?
同じ街に何度も通い、自分の舌でおいしいものを見つける人(これを「エバンジェ」としましょうか。)に頼る旅行者もいるでしょう。他方、ライター(これは「ガイドのプロ」。)が執筆したガイドブックのみを頼りに決める旅行者もいます。評論家(「分野のプロ」)の意見に心酔して、あるお店にいくためにわざわざ旅行先を決める人もいます。
氏は文具業界の「エバンジェ」になろうとしているんでしょうか?それとも記事どおり「ガイドのプロ」?実際「分野のプロ」としてのコンセンサスは彼に対してあるんでしょうか?
ライターとして彼自身ができること。それはブログでそのスタンスを明確にすることではないでしょうか。それはリスクのある行為かもしれません。ただ業界初の「評論家」を語り、リスクの低い立場で製品を紹介し続け、飯の種にしているとすれば、それはずるいかも、という気がします。こちとら自腹な「一文具ファン」な訳で、他の「エバンジェ」の方々の真剣勝負魂から見るとなんだかなぁ、というのが個人的感想。Pencil Case - Part 2 - ステイショナリー評論家
文具の評論をされている方は他にもおられるのに
「日本でただ一人の」が付くのを疑問に思っていました。
ええと、、旅行の話に戻りましょうか。私ですか?地元の友人やタクシー運転手の口コミに頼る旅行者です。あまり客引きをあてにするとボッタクリバーに連れて行きそうだし、、、、高級なところで女の子と話すのもリスキーだし、ジンギスカンは匂うし、やっぱラーメンが一番かと、、、って何の話だっけ?