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Dec 24, 2004


[Goods] MOLESKINEのノートブック 23:42
昨日の続き。

ロディアはよく周囲でも見かけ「ああ、これこれ」と意識的に選んだのですが、モールスキンのノートはたまたま昨日伊東屋で見かけ、「なんとなく」と直感的にセレクトした一品。私は特にこだわって選んだわけではないけれど、どうもBlog界隈では文房具にこだわる方たちが文具店を探して購入してる様です。たとえばこんな感じこんな感じ

一見何の変哲もないクラシカルなスタイルのノートにこだわりがあるのは、あのゴッホが名画ひまわりのデッサンを書いた「伝説のノートブック」だからに違いありません。

同封されていたMode & Mode社のしおりにはこんなことが書いてあります。(勝手に翻訳)
Moleskineが欧州のアーティストや知識人における伝説のノートブックとなってから二世紀になる。ヴァン・ゴッホからヘンリー・マティスまで、そして歴史的なアヴァンギャルド運動からアーネスト・ヘミングウェイまで。多くのスケッチ、ノート、アイデアや感情がこの信頼に耐えうるポケット大の旅のお供に書き留められ、匿われ、そして有名な絵や小説のページとして姿を変えていった。

この永きにわたる伝統は紀行作家ブルース・チャットウィンに受け継がれる。彼はパリにあるRue de l'Ancienne Comedieにある文房具店でいつもmoleskineを買っていた。そこは彼が旅行に旅立つ前に必ず立ち寄り、そして買いだめをする場所。数年を経るうち、彼はお決まりの「儀式」を行うようになる。彼はそのノートを使う前に、ページに番号を振り、内側に名前と世界中で連絡の取れる二ヶ所の住所を必ず記した。そして、万一ノートを失くしてしまったときに発見者が送り返すよう、謝礼を約束するメッセージがそこには添えられていた。 (後略)

パリの芸術家や作家たちが愛用していたこの手帳、もともとはフランス国内の手工業者達がその文房具屋向けに生産していたもののようだ。しかしトゥールにある最後の生産者が1986年に廃業したことで、いったん姿を消したらしい。それが1998年にイタリアの今の会社が「伝説のノートブック」として復刻させたという。最近では、「アメリ」の主人公Amelie Poulainが使っていたとか、ISBNがついていて(書籍の商流を使って)UK経由で日本のAMAZONでも買える※2005年1月9日追記:AMAZON通販についてエントリをポスト。リンク先をそちらに変更。とか、なにかとウンチクに事欠かない、ある意味「そつない」ノートなんですね、これって。
ま、私は芸術家肌ではないけど、そんな話を聞くと手書きノートも楽しくなるというものです。
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RSSに入れちゃいけない文字 - Posted by kiku at 2004/12/28 (Tue) 21:19:30
>同封されていたMode & Mode社のしおり
の&がXML Parserに引っかかったらしいです。本来の記法である&に直しました。
RHODIAメモケース【ドレステリア】 - Posted by ミニマム 【minimum】 at 2005/03/11 (Fri) 15:38:12
「ロディア」といえばヨーロッパのブロックメモの定番ですよね。オレンジ色の表紙とロゴデザインもいいカンジです。そのまま使っても魅力的なんですが、そのロディアのNo.16(A5)がすっぽりと収まるケースを渋谷の「ドレステリア」で発見しちゃいました。このセレクトショップは、アパレル大手のワールドが運営しているショップですが、シンプルかつノーブルな質の高い商品セレクトには定評があり、小物系も見るべきものが多いです。広い店内で商品をゆっくり選べるところもいいですねぇ。このメモケースは記憶が確かならば、ドレステリアがイタリアのメーカーに別注をかけたもので、エンボス加工された革は、ロディアオレンジとのマッチングもよく、かつ汚れにくいものです。素材感はルイ・ヴィトンのエピにも似てますよね。2年前の誕生日の時にかみさんに買ってもらいました。会社メインでガシガシ使っております。

ドレステリア-ELLEでも取り上げられております。

RHODIA(ロディア)-1920年、フランス・リヨンにアンリ・ヴェリヤックにより創設。「RHODIA」のブランド名の由来は、リヨンを流れる【RHONE】(ローヌ川)に由来。2本のツリーを模したマークは、創設者アンリとロベールの二人の兄弟の絆を象徴するもの。ヴェリヤック兄弟社は、ほどなくして、フレンチ・アルプスのグルノーブルにほどちかいセシリアンヌに移転、このとき、現在のオレンジカラーが、メモパッドの定番色として選択されました。ヨーロッパの日常に欠かせないプロダクトですね。

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