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[Travel] あせび野入りました

まずは目の前にニンジンをぶら下げないと、ということで和モダンな伊豆の温泉宿を妻に予約してもらう。
さてと、休みはそのときまでお預け。頑張らねば。

ということで、3日金曜に伊豆の奥天城、湯ヶ島温泉のあせび野に一泊。先ほど帰ってまいりました。温泉も食事も部屋も満足で久々に心身開放されました。

ちょうど天城ほたる祭りの開催時期だったらしく「今日は8時あたりが見所ですので是非どうぞ～！」と会う人会う人から案内を受けました。駐車場整理のおじさん、フロントのお姉さん、仲居さん、食堂の給仕さん、、、、、皆さん本当に丁寧で親切です。まったくもってありがたいことです。

が、、、、懐石料理ががあまりに美味しくてダイニングで日本酒を飲んだくれているうちに、すでに時間は9時を回ってました。すいません、終わってますな。お造り（雲丹は久々にヒットでした）～焼物（定番・鮎の塩焼き）～煮物（トマトソース仕立ての豚の角煮）の流れはツボを押さえている感じ。季節モノをきちんと押さえつつメリハリが利いた構成という印象。夫婦ともども堪能させていただきました。

お風呂は野天風呂が谷に面してて広く気持ちいい。貸切露天風呂は40分入替制で当日フロントで予約。加えて、部屋には専用露天風呂あり。今回泊まった部屋のものは石造りのしっかりしたもので、ベランダとも繋がっていました。いずれのお風呂も少し熱めの源泉かけ流しなので、湯質もいい感じです。部屋は琉球畳の和室＋ベット＆フローリングの洋室＋谷川に面したベランダ。テレビは２つ、洗面台も２つ。母娘づれ、父母娘夫婦などで来てた人たちもいました。

私の個人的な感覚では昨年9月に泊まった加賀の山代温泉・べにや無何有のような「背筋がしゃきんと伸びる」感じの和モダン宿のほうが好みなのですが、その遠さと値段もあってなかなか敷居が高いかも。他方、あせび野は首都圏から近い中伊豆にあり、気取らない感じだけどすべてが「しっかり」行き届いている感じ。部屋数が少なめで予約が大変なのが難点ではあるものの、それを克服するに余りある人気の宿、という印象を受けて帰ってきました。