Sep 10, 2004
Marketing Management, 11th Edition
Philip Kotler (著)
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一応、MBAの公式テキストなので流し読みしてみた。第11版のPrefaceによれば、とある有名企業のCEOはいまだに1967年の第1版を大切に読み込んでいるらしい。
それに対してコトラーが一言。「それはいまやアンティークだ。」はっきりいってインターネットの出現以降、確かにマーケティングの根本から練り直す段階になっている。そしてそれからすでに7年が経過している。ただ、本当に第1版ってアンティークなんだろうか?
学生時代にマーケティング・リサーチのアルバイトで、某スリーダイヤモンドの自動車メーカーのリサーチをやっていたことがあった。今のマーケティング手法はそんな人海戦術に頼らなくてもカスタマーのニーズは十二分にわかるようになっている。10年前は3ヶ月に1回アンケートをとっていたものがいまや携帯でパネル調査が数日でできる。
ただシステムがいかに洗練されたものになっても、生かすも殺すもマネジメント次第なのではないか?いかに会社の看板(ブランド)を掲げても、それを裏打ちするのはマネジメントの情熱なのではないだろうか。そういった意味で、コトラーのアンティークを大切にする某CEOの気持ちはすごいわかるような気がする。
ただ、携帯電話屋としては、マーケティングやCRMに携帯を活用してもらうのは大歓迎なんだけどね。:-P
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