Dec 26, 2004
新部署に異動して1ヶ月。ふと気付いたのだが、いま私が所属する部署(レポートライン)って多国籍チームだ。
本部長はイギリス人(だと思う)、部長はアメリカ人、課長はオランダ人、同僚はドイツ人と日本人。通訳さんたちが常に大活躍しているので、言葉の壁はなんとかなる。としても、たまに「このままで大丈夫なんだろうか」と思うことがままある。私はできるだけ頑張って英語だけでコミュニケーションをとるようにしているが、なんとなく本心をうまく伝えられていないような、表層的な議論しかできていないような、そんなもどかしさがある。
通訳を介す他の同僚を見ていても、上司とのコミュニケーション上の問題を感じているようだ。たぶん言葉や国民性の違いの問題だけではないような気がしているのだが、全ての問題をグローバルvsローカル、親会社vs事業会社の問題として逃げてしまいがちだ。「上司は現場をよく分かっていない」「現場は文句しか言わない」「何が問題なのかよくわからない」「わかろうともしてくれない」etc.etc...
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年末は、1年前に買った文庫本を改めて読み返してみよう。「トランス・カルチュラル・マネジメント」を説くMBAホルダー船川氏が多国籍企業の事例を説明する良書で、Global Leadershipを志すためMBAの社内選考に応募するにあたって、強く影響を受けた一冊です。
実は今回の3G機種でも、日本製機種と欧州・米国製機種の間で細かい仕様の違いがいろいろとあって、マネジメントする現場はいつも苦労しているようです。
私自身はそんな移動機メーカー間の多様性(Diversity)が面白かったりするのですが、日本の消費者がその多様性を楽しめるほど、今のケータイ業界の競争状況は甘くないのかもしれません。でもこういった多様性の部分をきちんとマネージしていかないと、日本のケータイは面白くならないとも思うのです。
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