Nov 02, 2008
さて、今の土地に出会う前のベスト1とワースト1の土地を書いてみます。
<ワースト1~高台の造成地>
東京西部、国立駅近辺で探していた頃。徒歩15分の旗竿地を見に来て、近所の美容室のおばちゃんにその土地に元々あった家について聞き出していたときのこと。
「アンタ、風水は見てもらったの?ここの土地を買うよりも何よりまず風水を見てらっしゃいな。あと友人の不動産屋を紹介してあげるから、そこで紹介してもらいなさい!」
で、風水はどうだったかというと、2008年ずっと世田谷の現住所から見た西は「凶」でしたorz。
不安に思いながら紹介を受けた地元新興不動産屋から「売出し前の掘り出し物です!」と一押しされた土地は造成地。といっても、ハンパないくらいの急な崖で、高低差12mに擁壁を作り4段のひな壇を造成していました。妻と息子を連れて現地を見たら、武蔵野台地で抜けもよく見晴らしは良いものの下を覗くと当時1歳の息子が泣くくらいの急傾斜。いわゆる瑕疵物件ではなかったものの、強烈な印象を残した物件の1つです。
不動産屋の名誉のためにあえて言うと、擁壁は建築確認を経てきちんと作られていれば問題はないはずです。ただ、トラブルや転落事故を考えると、ウチはいくら安くても手が出せないのでした。
<ベスト1~年度末赤札セールの計画道路予定地>
購入には至らなかったものの、大手不動産の某社との付き合いが深まるキッカケとなった土地です。
現地は小田急線梅ヶ丘駅・豪徳寺駅エリア。ずっと計画のままの道路予定地にある土地で、売主(戸建てビルダー)が戸建用に購入したものの、銀行貸し渋りのあおりを食らい現金化のために放出された土地。
都市計画用地はいつでも移築できるように木造や軽量鉄骨の2階建てしか建てられませんが、坪単価は庶民の私には申し分なし。売主は不動産屋が良く知っている会社で、更なる価格交渉は任せてくれといって、年度末もあり見る見る価格が下がりました。これならいける!として、建築士と相談しているうちに他の客がついたのか、今度は値段が上がってきました。不動産屋からは「少し高めの金額で申込入れて、おさえてしまいましょう!」としてあわてて札(申込書)を入れたものの、タッチの差で他のお客さんに契約されてしまいました。
当然、不動産屋とは激しくやりあうことに。
不:「価格交渉してたから取り逃がしたんですよ」
私:「交渉しましょうって言ったのはそっちじゃないですか」
不:「建築士なんかに相談せずに決めてくれればよかった」
私:「売主と懇意なら、競合が居るって早く言ってほしかった」
不:「まぁ、今回は残念でしたが、土地は『ご縁』ですから仕方ありません」
私:「じゃぁ、今回は(”不動産屋に”)縁がなかったのですね」
当時は正直、「この大手不動産の営業さんは押しが弱くてダメじゃん」と思ったのですが、この後、この営業さんのソフトな交渉スタイルが後になってから効いてくることになります。
続きは次回。
<ワースト1~高台の造成地>
東京西部、国立駅近辺で探していた頃。徒歩15分の旗竿地を見に来て、近所の美容室のおばちゃんにその土地に元々あった家について聞き出していたときのこと。
「アンタ、風水は見てもらったの?ここの土地を買うよりも何よりまず風水を見てらっしゃいな。あと友人の不動産屋を紹介してあげるから、そこで紹介してもらいなさい!」
で、風水はどうだったかというと、2008年ずっと世田谷の現住所から見た西は「凶」でしたorz。
不安に思いながら紹介を受けた地元新興不動産屋から「売出し前の掘り出し物です!」と一押しされた土地は造成地。といっても、ハンパないくらいの急な崖で、高低差12mに擁壁を作り4段のひな壇を造成していました。妻と息子を連れて現地を見たら、武蔵野台地で抜けもよく見晴らしは良いものの下を覗くと当時1歳の息子が泣くくらいの急傾斜。いわゆる瑕疵物件ではなかったものの、強烈な印象を残した物件の1つです。
不動産屋の名誉のためにあえて言うと、擁壁は建築確認を経てきちんと作られていれば問題はないはずです。ただ、トラブルや転落事故を考えると、ウチはいくら安くても手が出せないのでした。
<ベスト1~年度末赤札セールの計画道路予定地>
購入には至らなかったものの、大手不動産の某社との付き合いが深まるキッカケとなった土地です。
現地は小田急線梅ヶ丘駅・豪徳寺駅エリア。ずっと計画のままの道路予定地にある土地で、売主(戸建てビルダー)が戸建用に購入したものの、銀行貸し渋りのあおりを食らい現金化のために放出された土地。
都市計画用地はいつでも移築できるように木造や軽量鉄骨の2階建てしか建てられませんが、坪単価は庶民の私には申し分なし。売主は不動産屋が良く知っている会社で、更なる価格交渉は任せてくれといって、年度末もあり見る見る価格が下がりました。これならいける!として、建築士と相談しているうちに他の客がついたのか、今度は値段が上がってきました。不動産屋からは「少し高めの金額で申込入れて、おさえてしまいましょう!」としてあわてて札(申込書)を入れたものの、タッチの差で他のお客さんに契約されてしまいました。
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不:「まぁ、今回は残念でしたが、土地は『ご縁』ですから仕方ありません」
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続きは次回。
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